チャートパターンと通貨相関(1歩進みます)

今回の動画は前回の動画のワンステップ進んだ内容です。

前回の記事では、1日の値動きを3~4時間ずつ区切り、各時間の通貨ペアの相関を追っていくという内容の説明をしました。↓↓↓

ブログ記事 : 通貨ペア相関の判断と強弱確認

Youtube動画 : https://www.youtube.com/watch?v=S8AY2fPTCUM

 

今回はチャート形状(トレンドライン、高値安値、MA)×通貨ペア相関 です。

 

少しずつ複雑になっていきますが、何日も繰り返しやっていこうと思います。

 

説明に入る前に一応確認しておきます。

チャートは通貨ごとに色分けがされております。円(ピンク)、ドル(水色)、ユーロ(オレンジ)、ポンド(紫)

注目していただきたい時間帯に水色の縦線を入れています。前回の線は見えにくかったですね。失礼しました。

画像中央上段に通貨ペアを選択するためのインジが表示されています。取引すべき通貨ペアと、売買サイン、抵抗ラインまでのpipsが分かります。

画面中央下段には通貨ペアの強弱を示すインジが表示されています。ラインの色は通貨ペアの色(上記)と一致しております。

強弱インジは頼りになります。少しでも早い情報が欲しい方は、難しいですがローソク足から読み解きましょう。

 

各チャート右上に通貨ペア名が表示されています。

左上からドル円、ユロ円、、、、最後、右下ポンドルです。

 

 

それではさっそく、本日の東京時間スタートの場面です。↓

まず、円(ピンク)が揃って下落していますので円が強く買われていることが分かります。

ちなみに、表示しているのは4通貨、計6ペアになります。

ですので、ある通貨(例えば円)を含む3つの通貨ペア(ドル円、ユロ円、ポン円)が揃って下落していれば、円が強く買われていることになります。

各通貨の強弱を表すと、

円 > ドル > ポンド > ユーロ  といった具合になります。今回のドル以下は適当に書いています。

 

東京時間スタートから前場終了までの動きは、円が一番買われています。

一方ポンドを含む通貨を見ると、ポンド円↓、ポンドドル↓、ユーロポンド↑となっていますので、ポンドが一番弱く、売られていることが分かります。

取引すべき通貨はポン円のショーとになります。

次に、円とポンドの間のに挟まれている通貨、ユーロとドルの強さを見るのですが、ここから難しくなっていきます。

 

今回の形状からは、ユーロが買われていることがまず分かります。

理由は、ポンドが売られている地合いのなかでユロポンが上昇するのは当然なのですが、ユロポンの上昇の伸びが強いからです。

さらに、ユロドルが上昇している点からも、ユーロが買われていると分かります。

ただし、ユロ円は下落しています。

ここをどう解釈するのか。

今回のチャートで一番強く買われている通貨は円でした。

ですのでユロ円が下落しているのは円の買い圧力に引っ張られているということになります。

 

続いて、東京時間午後↓

勢いがなく緩やかな上昇、下落の地合いが続いています。ボラの少ない時間帯です。

ここではドル3ペア揃っていますのでドル買いが進んでいます。

他に3ペアの通貨はありません。

特徴的なのはポンド円が横這いであること。

これを一つのキーとして考えます。

ポン円が拮抗して横這いになっているので考えられるパターンは

円 横  × ポンド 横

円 買い × ポンド 買い

円 売り × ポンド 売り の3つです。

次に見たいのは、一番強いドル以外の通貨です。

ドルシリーズを見ても、ドルに引っ張られて小さい力を見ることが難しくなります。

ユーロ円、ユーロポンド共に上昇しています。

仮に円、ポンドがともに横であれば、ユーロが買われていることが分かります。

仮に円、ポンドが買われているのであれば、ユーロ円とユーロポンドが上昇するためには、ユーロがさらに強く買われている必要があります。

こうなると、ユーロドルは下落ではなく横ばいになります。

仮に円、ポンドが売られているのであれば、ユーロ円とユーロポンドが上昇していること、

更にドル円が上昇し、ポンドドルが下落していることも辻褄が合います。

今回はユーロは弱く買われている状況と見れます。

 

細かい判断までできれば立派かもしれませんが、いざトレードをすることを考えれば、

一番強く買われてきている通貨と、一番売られてきている通貨の選択が必要ですので、微妙な力下限までジャッジする必要はありませんし、そこまでできません。

通貨ペアの強弱のインジケータを利用すれば、細かな動きも分かりますが良し悪しありますね。

 

次に行きます。

このまま説明していたのでは前回の記事の内容とさほど変わらないので、詳しくは動画をご覧ください。

 

下の画像は東京市場終了から欧州市場スタートまでの時間です↓

着目していただきたいのはドル円がトレンドラインにタッチをして反転下落してきたポイントです。

同じタイミングでユーロドル、ポンドドルが反転上昇しています。

 

本日のテーマのチャートパターンと相関を組み合わせてチャートを追っていく例です。

これまでの様に、円がシリーズで強く下がったのを見て「円が買われてますねー」と解釈するだけなら誰にでもできます。

大事なのはその半歩先。

何かしらのラインに反応して、レートが反転し始めたらどうする?

ラインをぶち抜いてきたらどうする?を判断することです。

 

「こうなったらこうする」を想定しておきます。

(半歩先の売買計画を立てる際に、画面中央の通貨ペアセレクトインジが役立つわけです。手動でポチポチボタンを押します。すると答えが!!)

 

話を戻します。

次、欧州時間スタート↓

ドル円、ユロドル、ポンドルが反転して、少し遅れてユロ円、ポンド円が下落し始めました。

ドルに集まっていた資金が、円に流れ始めたのが分かります。

また、ユロ円、ポン円もラインに反応して下落するという似たような状況だと分かります。

さらに、同じタイミングでユロドル、ポンドルも下落し始めました。

抵抗となるラインはトレンドライン、水平ライン、MAと異なりますが、

ラインにぶつかり反転という意味では非常に似ており、タイミングも重なった動きとなりました。

非常に面白いです。ラインタッチという似た根拠が重なれば、次の流れが見えやすくなります。

 

続いて20時~NYスタート↓

ポンド急騰でチャートが崩れたので割愛させていただきます。

 

続いてNYスタート~欧州市場終了↓

ドル円、前回高値ラインで抑えられ、反転下落し始めました。

円買いの流れが加速し、ユロ円、ポン円も下落。

この下落はユロ円の前回安値割れ、ポン円の揉み合い下限ライン割れで加速しています。

ちなみにBREXITの問題でポンドが爆売りされております。

 

続いて欧州市場終了時間~↓

前の時間帯(NYスタート~欧州市場終了)で円買いが強まり、円シリーズで動きましたので、

この時間の円シリーズはどれもMAに抑えられ下落している形になっています。

 

本日の市場ラスト↓

円シリーズで水色のラインを割ってくる流れに注目です。

ドル円の黄色〇のポイントで、揉み合い下限ラインを割ってきました。

次のタイミングでユロ円が下限ラインを割り、

同タイミングでポン円が切上げラインを割ってきました。

円が強く買われていることに加えて、ドルやポンドがラインブレイクのスイッチを入れています。

 

 

今日はここまでにします。

ついつい一生懸命書いてしまいます。

7割の力でやらないと継続できないので、明日は気楽内容にします。

 

完成度よりスピード重視!!

 

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