シリーズ揃って”抜け””押し”同形状

画像4枚目、欧州市場が始まる直前に円シリーズで動き出し、似た形状で上昇していきました。

エントリーのタイミングについてまとめました。

 

1通貨ペア監視で抜け押しを狙うよりも、安心で力強いです。

そして、複数通貨ペアの相関を見ると、レートが動く理由が一段深く分かります。

 

 

では、チャートを見ていきます。

東京市場スタート前(前日の相場の終わりから確認)

自分がどのタイミングでチャートを見るのかによって、値動きの見え方が変わってきます。

PCを開いたときにレンジなのか、

レンジを抜けたタイミングなのか、

上昇、下落が伸びきった後なのか、

チャートを見た時に、私がしているのは直近の高値安値にサポレジとしてのラインを引くことです。

N波動を狙うのであれば、高値を更新した後の押しと再上昇まで追うことになりますが、

スキャルの場合は、そこまで狙いません。

10pips狙えればOKです。

 

「伸ばせるだけ伸ばす」この考えも裏目に出る可能性があります。

トレンドフォローをする人にとっては、この考え方は非常に大事だと思います。

裏目に出る人と、そうでない人の違いは【ルール】として決済が定まっているかどうかです。

 

・・・今回の内容とズレ、文が長くなりそうですので改めてまとめます。

結論だけ言うと”欲”が自分を危険にさらしてしまう

ということです。

とりあえず、1枚目の画像では高値安値にラインを入れるということです。

東京市場なのにユーロ。ポンドが大きく動き出しているのが気になります。

 

 

続いて東京市場前場

縦に引いているライン2本のうち中央のが、本日市場スタートの時間で、

チャート右足が後場スタートの時間

 

円シリーズの売り圧力でスタートしました。

円は中期的にも売り圧力が加わっています。長いピンク矢印

東京市場がスタートする前に引いたサポレジラインを、

円シリーズの3通貨がブレイクしてきました。

 

上げどまったような値動きが確認できますので、レジスタンスライン(黄色)を追加しました。

 

 

続いて、東京後場(画像中央の縦ライン)~欧州直前

上の画像を見ると一波終了すると、資金の流れが変化するのが分かります。

シリーズで揃った動きをしていても、

3通貨ペアの動きが同じで動き続けることはありません。

例えば、円シリーズが3通貨ペアで上昇して上げ止まると、

ドル円は小さく調整し再上昇、ユロ円は若干深めに調整し再上昇、

ポン円は下落し始める

といったことです。

この場合、高値を付けたことをきっかけに、ポンドの売りがスタートし、

ユーロが買われ始め、円の売り圧力が弱くなり始めたことになります。

画像では、東京後場が終了した辺りから、ポンド、ユーロ、ドルの反転が確認できます。

 

続いて、今日のメイン画像

欧州市場スタート(真ん中の縦ラインから右側)の時間からNYスタートまで

黄色のまるで円シリーズが高値ラインを上抜けしてきました。

グリーンのまるでは、ユーロとポンドが揃って上試し、下に返されています。

この上下により円シリーズの長期MAを一旦ブレイクしました。

続いて赤丸のポイント

円シリーズ3通貨ペア揃って、短期MA(ピンク)までの調整をしました。

短期MAを割らずに陽線が経ちました。

ここが相関トレードのエントリーのタイミングです。

 

シリーズ揃って動き出し、シリーズ揃って同タイミングで上昇根拠にぶつかりました。

円売りの地合いにありますので、どの通貨も上がりやすいです。

 

では、どこまで狙うのか。

一波が終了したら決済します。

押しを待てば再上昇が狙えますが、ここではそうしません。

前の画像のところでも説明しましたが、一波終了すると資金の流れが変化するからです。

今回の画像だと、ドル円は上昇継続していますが、

ユーロ円は下落開始、ポン円は急騰開始です。

結果的に見れば「ポンド持っていれば」と見えるところですが、

短く、確実に狙えればOKです。

 

本日最後の時間

NYスタートから市場終了まで

ポン円、ユロポン、ポンドルのチャートの右下にピンクの四角があります。

チャートの画面の最高値から最安値までのpipsです。

ポン円はなんと247pips

これに比べ、ドル円は64pipsです。

ポンドの伸びが大きかったことが分かります。

ポンドを好んで取引する人が多いのが分かります。

短期間で動く幅が大きいからです。

当然、逆に行った時も大きいのですが。

 

上の画像では欧州市場が終了したライン(オレンジ)の1時間後から各通貨急騰急落していることが分かります。

欧州終了しているのに、ポンド買い圧力、ユーロ買い圧力、ドル買い圧力、円売り圧力。

押しもなく上昇していった通貨もあります。

シリーズでレンジ抜けした後の伸びが強いです。

日本人が寝ている間に仕掛けるようなことはやめてもらいたいですよね。

 

 

 

と、いうことで、今日は円シリーズ揃ってエントリーする場面の説明をしてみました。

また、他のパターンについてもまとめていきます。

最後までご覧くださりありがとうございます。

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4件のフィードバック

  1. くま より:

    この記事、削除されましたか?

  2. くま より:

    すみません、間違えました。削除していないですね。ごめんなさい。

  1. 2017年12月14日

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