☆何で測りますか?何を測りますか?☆

毎日があっという間に過ぎていきます。

日を増すごとに寒くなっているように感じます。

田舎からお米を送ってもらい、いつも美味しいご飯を食べているのですが、

お米を研ぐときの水が、氷り水のようです。

 

ちなみに米を炊く時は水は冷たい方がいいので、

炊飯器や土鍋にセットする時に氷を入れる人もいます。

土鍋で炊く時は、強火8分、中火4分、弱火4分、蒸らし15分です☆

土鍋の種類と火加減は家によって違うので研究が必要です。

 

変な話をしてしまいましたが、

何でも研究が好きです 笑

研究する時のポイントは、何かを固定することです。

 

米を炊くことだったら、水加減を固定する。

ちゃんと水の量を測り、毎回同じにします。

米の浸水時間も同じにします。

火加減は、強火なら火力マックス、

中火でコンロの台(鍋を置く足みたいなところ)から上に1センチ、

弱火なら位の根元から1センチに固定します。

 

そして、蒸らしの時間だけ変えてみます。

そうすると、蒸らしの時間を変えると炊きあがりがどう変化するのかが分かります。

 

炊飯ジャーならそんなこと考えなくていいですよね。

浸水時間と水の量だけちゃんとすれば。

 

蒸らしの時間を固定するなら、火加減や火にかける時間を1つだけ変えてみます。

火加減をかえるとどうなるかが分かります。

 

 

このようなことを繰り返していると、

毎回同じに炊いているようでも、小さな変化に気付けるようになります。

例えば、最初の強火8分が経った時点での状態がいつもと違うとか。

うちの土鍋は火力マックスで7分を過ぎたころから沸いててきます。

蓋の穴から少し吹きこぼれそうな状態です。

これが、同じように8分火にかけても、全然沸いていない時、

完全に吹きこぼれている時があります。

こういう時に考えられるのは、

水の量が多い、少ない

水と米の温度が高い、低い

です。

中火の時間と火加減で調節します。

全然沸いていなければ強火をもう少し続けます。

 

 

さらに、このようなことを繰り返していると、

タイマーが無くても、「そろそろかな」と分かるようになってきます。

と、かっこつけましたが、沸いたのを見てそろそろ7~8分かなといった程度ですが。

流石に、弱火4分と蒸らし15分の変化は小さすぎて分かりません。

もっと土鍋の声に耳を傾ける必要がありますね。

 

 

トレードにおいても、基準を持つことが大切です。

動画を長くご覧になってくださっている方は、聞いたことがあるかもしれませんが、

私はインジケーターを物差しだと思っています。

例えば移動平均線(MA)

MAにタッチしたから買いだ!売りだ!と単純に考えるのではなく、

移動平均線とローソク足との関係から地合いを読み取ります。

難しい話ではなく、

例えば20SMAを使うなら、ずーっと20SMAを使い続け、

「一回目の押しは、20SMAにタッチで反転したな」とか、

「20SMAに届かずに伸びていってるな」とか。

 

2回3回20SMAにタッチをしている地合いなら、上昇が弱まった時に

「次、20SMAを割ってくるかもしれないな」と考えるわけです。

当然、予想して決め打ちでトレードするわけではありません。

移動平均線という基準を一つ持つことで、

値動きを細かく感じ取れるようになります。

 

では、さらに時間も固定して考えてみます。

すると、東京時間のMAとの関係性、欧州時間のMAとの関係性

NY時間のMAとの関係性が見えてきます。

これを繰り返すとパターンが分かってきます。

絶対にパターンに従って動くわけではありません。

お米も、新米は水分を多く含んでいますし、

気温によっても沸き方も変わってきます。

 

その時その時で、違いはあるものの、だいたいのパターンが見えてきます。

 

トレードを始めたばかりの時に陥りやすいのが

【パラメーター沼】です。

20SMAがいいのか、EMAがいいのか、25がいいのか、

100?120?200?

どれがいいかなんて無いと私は思っています。

多くの人が使っているものが一番意識されやすいです。

それですら、反応する時としない時があります。

 

地合いによって違うのです。

 

パラメーター選びは、

定規の種類を選んでいるようなものです。

三角定規でも、子供用の定規でも、精密な定規でも、

そう学校の先生が使っていた竹の1メートル定規でも、

分度器についている定規でも、メジャーでもスケールでも一緒です。

 

センチで測っても、インチで測ってもどっちでもいいのです。

 

”何で”測るかよりも、”何を”測るかが大事ですよね?

ノギスで測れば正確に測れますが、

そもそも、測る対象物のサイズが毎回違います。

 

みかんをノギスで測る必要ないのと同じです。

サイズはだいたいで、S、M、L、特大 くらい?

でいいのではないでしょうか?

 

1つひとつにバラツキがあるからです。

バラツキを測れるのがボリンジャーバンドです。

バラツキが計算されて、1シグマ、2シグマ、3シグマ、の中に入る割合がおおよそ決まってきます。

これも絶対ではありません。

±2σの間に95.44%収まるといっても、4.56%は起こりえますし、

ジョン・ボリンジャーも破産しています。

 

 

同じ物差しを使い続け、同じ基準で、同じ測り方をし続けた時に、

自分の中に基準が生まれます。

これが、本当の物差しだと思っています。

 

積み上げてできた物差しを、他人が見てもよく分かりません。

自分の中に、相手の物差しが無いからです。

 

 

何で測りますか?何を測りますか?

 

 

 

 

おすすめ

コメントを残す