”流れ”を見るという視点

こんにちは。本日も雨ニモマケズFXのブログにお越しいただきありがとうございます。

昨日宣言した通り今日もかるーい気持ちで書いていきます。

 

通貨の相関に関する内容はマニアックなのですが、

動画ご視聴、HPの閲覧ありがとうございます。

 

チャートパターンの動画や、値動きの動画には、”流れ”がありましたが、

相関の動画にはシナリオがあまりないです。

基本的には、

〇〇の通貨が強い 、 弱い、

各種ラインからの反発、抜け、

圧力の合成により、レートが伸びやすい、伸びにくい、

資金の流れ

等の内容になっていきます。

市場の時間帯が変わっても基本同じです。

反転した後の考え方も同じです。

 

細切れな内容ばかりで、動画としての面白みに欠けるかもしれません。

しかも、値動きが反転したりすると、私の頭も混乱し始め、

話す内容が薄くなりがちです。

通貨ペアの相関に関してどんな動画にまとめたら、

皆さんにとって学びが多いのか、まだわかっていません。

 

若干ネガティブな感じでスタートしましたが、

少しずつやっていきます。

 

なぜ相関トレードやっていくかというと、

通貨の力関係を見ているとテンションが上がるからです。

興奮してきます。

トレードにおいて感情的になってはいけませんが、

面白いのです。

 

一つの通貨ペアでトレードをする時は、チャートパターンや値動きを見ていきます。

値動きという表現は少しざっくりしすぎていますが、

例えばローソク足とMAとの関係などですね。

 

では、多くの人が複数通貨ペアを見始めるのはなぜか?

チャンスが増えるからだと思います。

 

分析の質が落ちてはいけませんが、

チャートパターンを発見できる回数、

自分のセットアップパターンの出現回数が増えます。

 

では、相関トレードとは?

各通貨の力 ”関係” や” 資金 ”の流れが見えるようになってきます。

チャンスが増えるのとは全く別の視点です。

もちろん、チャートパターンの発見やセットアップの回数も多いです。

これらに加えて、圧力、勢力のようなものが感じ取れるようになってきます。

 

例えば、下の画像をご覧ください。

4通貨、6通貨ペアのチャートが表示してあります。

縦にラインが2本ずつ引いてあります。

本日の相場スタートから東京市場が始まる時間です。

右中段のユーロドルのチャートを見ると、

本日の市場が始まる前(左の縦ラインの少し前)に、前回高値ラインを上抜けてきています。

ユーロポンド、ユーロ円、共に若干上昇していますが、ユロドルの上昇が強いです。

これはユーロの買いが強いことに加え、ドルが売られているからです。

よって、ユロドルは強く上昇しています。(後半失速していますが)

 

これは2つの通貨の力が掛け合わさっているからです。

1つの通貨ペアしか見ない場合は気付くことはできません。

例えばドル円のトレーダーは「前日ラストに急落したばかりで動きないからトレードできない」と考えています。

しかも、下落トレンド継続中で、中期MAまでの調整を抜くためのロングをしても、即逃げなければいけません。

同じ頃、ユロ円だけを見ているトレーダーは、「ユロ円強いな!これは狙える」と見えています。

 

相関を見ているトレーダーは、ユロドルの前回高値抜けを見て、ユーロの強さ、ドルの弱さを感じます。

そして、1つの高値を更新したことで抵抗となるラインが一つ減り、

ユーロが伸びやすくなったことを感じます。

 

続いての画像は東京前場です。

ユーロがシリーズで高値を上抜けしてきました。

円もシリーズで動いています。売られています。

まずは、シリーズで動いている通貨を探すことです。

東京時間でいえば、円とオージーがシリーズで動きやすいです。

 

続いて東京後場

ユーロが売られる流れに切り替わりました。

反転のポイントは前の高値ラインなりました(チャートでは見えませんが)

そしてドルが買われ始めています。

 

続いて、東京市場終了から欧州中盤

今度はポンドの資金が円に流れ始めました。

円爆買い、ポンド爆売りです。

ユーロとドルは見守っている状態です。

 

欧州中盤です

欧州市場がスタートすると、市場参加者が増えます。

これまでは東京市場のみでしたが、欧州の人たちが増えます。

この時NYの人たちは、まだ夢の中です。

市場参加者が増えると、動きが複雑になり始めます。

上の画像だとユーロ買い、円買いが強く、ユーロ円拮抗状態、ドルが売られています。

 

続いて、NYスタートまでの時間です。

ユーロがシリーズで頭抑えられ下落し始めました。

ユロ円は長期MAに、ユロポン、ユロドルは前回高値ラインにタッチしています。

 

同じタイミングというのがポイントです。

それぞれの通貨を見ている人たちが、皆「ユーロ売ろう!」と考えます。

ユーロ売りが加速します。

 

続いてNYスタートから欧州終了

前の画像で、ユーロが揃って売られました。

ユロドルを取引している人は、ドルを買い戻す。

ユロポンを取引している人は、ポンドを買い戻す。

ユロ円を取引している人は、円を買い戻すわけですが、ユロ円、ポン円は合成通貨なので、

ユーロ売ってドルを買い、ドルを売って円を買い戻す形になります

 

次は欧州終了のタイミング

よくあるパターンです。ドル円、ユロポン横這い。

今回は、ドル、円、共に買い

ユーロ、ポンド、共に売り

 

ドル円、ユロポンが横ばいになるパターンは他にも、

ドル、円、共に横 × ユーロ、ポンド売り

ドル、円、共に買い × ユーロ、ポンド横

があります。

伸びの強さが変わります。

 

本日ラスト

ドルのみ強く売られ、ドルストレートが綺麗に動いていますが、

他のチャートは汚いです。

ボラが無いですね。

 

 

 

今日も長くなってしまいましたね(^^)

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