警戒していた足 !(波乗りトレーダー視点)

テーマ【 警戒していた足 !】

【 波乗りトレーダー視点 】本日の値動きをどのように捉えたか?チャートポイントの分析解説。波は毎日ランダムに動いているように見えますが、一定の環境において一定パターンの形状で動くことが多いです。今日の特徴的な動きや、私がどのような視点でチャートを読んだのかをまとめています。今回は【 警戒していた足 !】です。

 

 

トレードポイント【 警戒していた足 !】(目次)

①警戒していた足(形状)とは?

②正しく場面認識できていたか?

+α ラインに乗っかった!

 

 

①警戒していた足(形状)とは?

警戒していた足 _1 警戒していた足 _2

・警戒していた形状

警戒していた形状とはズバリ上の画像のような形状です。安値までの下落の角度よりも急な角度で上昇していることがわかります。

警戒していた足 _3

・警戒していた足

私はローソク足が何かしらのラインにタッチした後、上の画像のような長い下ヒゲのピンバーのようなローソク足が出現することを警戒しておりました。ですので、下落の途中ではありますが時間が切り替わる16時の直前に撤退をしました。エントリー後の下げがどこまで下がるのか、理想とするポイントはあったものの、反転される危険を抱えることを嫌がりました。

警戒していた足 _4

・時間と含み益増減のストレス

結果的にレートは短期MAにタッチし最安値を更新しましたので、我慢をすれば利益はさらに増えたかもしれませんが、短期MAまでレートが戻ることで含み益が一気に減っていくストレスや、再度下落するまでにどれくらいの時間がかかるか分からないストレスを考えると、欲張りすぎずストレスもさほど感じずに撤退するやり方が私の性格には合っています。

また、今回は短期MAから反転下落していますが、短期MAを上抜けして上昇していく可能性もありますので、適度なポイントでの撤退は手法の一部として必要だと感じます。

 

 

②正しく場面認識できていたか?

・なぜ今回ショートのポジションを持ったのか?
・この場面が危険だと感じた理由は何だったのか?

今日のチャートを見てどのような取引をするかはローソク足全体を見なければ分かりません。先日、トレード前のルーティーンの話を動画の中でしました。私はトレードをする前に、チャートのスケールを変更しローソク足全体を観察すると言うことを必ず行っています。
また、1時間足に切り替え、全体の流れを把握するとともに、現在のレートがどんな位置にあるのかを必ず確認します。

警戒していた足 _5
今回で言えば、ポンドドルも、ポンド円も強く長い上昇の流れの中にあるということがわかっておりました。そして、今日の東京時間までの横ばい(画像①)が、上昇の流れに対する調整の場面であると言うことも分かりました。

ですので、今日は①高値を更新すれば推進波に乗ってロング!②安値を更新してくれば調整の波を取る!という認識でポジションを持つ必要がありました。(少し話はそれますが、先日アップした動画で説明した通り、調整場面でのエントリーには注意が必要です。)

・なぜ今回ショートのポジションを持ったのか?

今日の15時にはイギリスの経済指標発表があり、発表の瞬間にレートは上下し上ヒゲ下ヒゲをつけたローソクが完成しました。その後、下を試す動きが見られたため、私は上の画像の②のイメージを持ちショートポジションを持ちました。

 

・この場面が危険だと感じた理由は何だったのか?

今回の下落がどこで下げ止まり反転するのか、その目途をつける必要がありました。
そのためにはポンドドルの1時間足と、ユーロポンドの1時間足を確認する必要があります。
私は、ポンドドルがフラッグを形成する可能性を感じていました。(上のポンドドルの画像では既にフラッグが完成していますが、エントリー時点では未完成)

ですので下落が止まるとすれば、フラッグのチャネルライン付近①のポイントであると考えました。またフラッグのチャネルラインはトレンドLラインとも重なる位置にありました。

さらに、上位足の長期MA(上の画像)が抵抗になる可能性も感じていました。利益確定の直前にはMAに反応して止まる動きも見せておりました。ですので、私はチャネルラインとトレンドラインが交差する①のポイントにに到達する手前で決済することを考えました。

 

続いて、ユーロポンドについてです。ポンドの売りを仕掛けるという事は、ユーロポンドが上昇していく形状になっているかどうかを確認する必要があります。現在のチャートではユーロポンドは下落の流れの中にあり、上昇していくといくつか抵抗となるようなゾーンがあると確認できました。ですので、ある程度のところで利益確定をして撤退する必要がありました。

今回の場面はH1のフラッグのチャネルライン付近でした。この場面は私にとっては利益を獲得するチャンスではありますが、痛い目を見る可能性も高い場面です。利益を伸ばそうとして意地になりすぎたり、レートが逆方向に行っているにもかかわらず深追いすると大きくやられてしまします。(感情的になって負けやすい場所)ですので、今回の場面はポジションを長い時間保有して利を伸ばし続けると言う戦略ではなく、腹八分目のところでサクッと利確して終了する戦略にしました。

 

 

+α ラインに乗っかった!【ブログ限定公開】

・ラインに乗っかった!(上の動画をご覧ください(^^)/)

続いてユーロポンドのレートがトレンドラインと重なっている場面について紹介していきます。

上の画像の〇のポイントでは、3本の下落のトレンドラインと、ローソク足が一定期間重なっていることがわかります。
仮に下落の圧力が強ければ、①のようにレートはトレンドラインにタッチをしてすぐに下げ始めるような雰囲気を出し始めます。しかし今回の形状では1本目のトレンドラインに無反応②で上に抜け3本目のトレンドラインにタッチをしたところで一旦止まっています③。3本のトレンドラインの間に挟まれて上下しているということがわかります。

この動きを見ると、トレンドラインにタッチをしたらすぐに売りを仕掛けたいと思っている人たちがさほど多くないことがわかります。

結果的にレートは、上を試した後下落し、全体としては3本のトレンドラインに反応したように見えますが、〇のようなラインにへばりつくような動きを見ると、ラインへの反応は弱く下げようとはしていないように感じます。下落が強ければ、〇の部分に陰線が連続したり、下ヒゲのないローソク足が出現したりしますが、画像の〇の中では上ヒゲも下ヒゲも出て、間に挟まれるような動きと見ることができます。

相関の関係で、結果的に上ヒゲをつけた後④レートは下落していますが、このローソク足の並びだけを確認すると上抜けの雰囲気が読み取れるわけです。

 

多くの人が意識する水平ラインやトレンドライン、MAにレートがタッチしたときにはワンタッチした後にすぐに反転する動きを見せます。しかしそうでない場合にはラインに絡みついたりへばりつくような動きを見せることが多いです。
ポンドドルとポンド円の下落の流れを望みながら、反転して上昇してしまうことを警戒していたわけですが、ユーロポンドを見ると、(まだ上がっていくのではないか)と判断することができました。

以上がラインに乗っかった動きです。
もう少し利益を伸ばせたかもしれないと感じますが、今回はある程度で満足としましょう。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます !
また、次回の記事をお待ちください。

 

今回の動画 ↓ ↓ ↓

 

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