【AMnok-PairSelection】詳細と使用方法

 

◆◆◆◆◆◆【AMnok-PairSelection】について◆◆◆◆◆◆

通貨の相関関係を計算し

①中期的に一番強い通貨と一番弱い通貨を表示

②短期的に一番強い通貨と一番弱い通貨を表示

③取引推奨通貨ペアを表示

するインジケーターです。

環境認識をするのに使用します。

 

 

◆◆◆◆◆◆特徴◆◆◆◆◆◆

基本的なことですが、FX(外国為替証拠金取引)は

為替レートが動くことで発生する為替差益を狙うものです。

為替レートは2つの通貨の交換比率を表したものです。

交換比率は2つの通貨の需給によって変化します。

片方の通貨の需要が高まり買われ、もう片方の通貨の供給が高まり売られれば、

需給のバランスが崩れ為替レートが動きます。

2つの通貨の需要が共に高まったり、共に弱まったりした場合には、

2通貨間の需給のバランスは一定に保たれますので、

為替レートは動かず横這いとなります。

 

前置きが長くなりましたが、

需要が高まり、買いが一番強くなっている通貨と、

供給が高まり、売りが一番強くなっている通貨のペアは、

需給のバランスが大きく崩れ、交換比率(為替レート)が一方向に大きく動くことになります。

簡単な言い方をすれば、

一番買われている通貨と、一番売られている通貨のペアを選択すれば、

為替差益が狙いやすいということになります。

 

このインジケーターは短期と中期の二つの期間での通貨の強さ計算し、

それぞれの期間で最も強い通貨と最も弱い通貨を表示します。

さらに、短期ベースでのベストな通貨ペア名と売買方向を表示します。

中期の強弱と短期の強弱が一致した場合には、文字サイズが大きくなり、

黄色に変化し知らせてくれます。

 

 

◆◆◆◆◆◆基本画面◆◆◆◆◆◆

 

①画面左側縦に並んでいるのが中期で判断した強い通貨と弱い通貨です。

通貨名は JP=JPY、US=USD、GP=GBP、EU=EUR と省略した表現になっています。

一番強い通貨の横に”買”(青)、一番弱い通貨の横に”売”(赤)と表示してあります。

各通貨の状態によっては、最も強い通貨が表示されない、最も弱い通貨が表示されない

といった場合もあります。

 

②真ん中の表示が短期で判断された強い通貨と弱い通貨です。

通貨名や売買方向、色は中期と同様です。

文字サイズが若干小さくしてあります。

 

③推奨ペア名

短期ベースで一番強い通貨と一番弱い通貨のペアと売買方向を表示しています。

①②と同様の色分けがされています。

中期の強弱ペアと短期の強弱ペアが一致した場合には

黄色に変わり、文字もやや大きくなり見やすくなります。

 

◆◆◆◆◆◆使用方法◆◆◆◆◆◆

一度チャートにセットをしますと、特に操作をする必要はありません。

各通貨ペアの値動きと一緒に表示を見ておきます。

値動きの変化は、小さな動きから始まります。

そのエネルギーが大きくなるにつれて、中期的な変化、長期的な変化となります。

 

①今まで黄色で表示されていなかったペアが推奨ペアとして黄色表示されたら注意です。

②推奨ペアのチャートを確認するとパーフェクトオーダーの状態、

または、それに近い状態になっています。

③多くの場合黄色表示の状態は一度崩れます。

④再度、同じ通貨ペアが黄色表示になったらチャンスと捉えます

レートが上昇し始め、ひと押し後の再上昇 狙い

もしくは、下落し始め、ひと戻り後の再下落 狙い

 

一定の範囲を上下するレンジでも黄色表示になります。

この場合には中期強弱がころころ変化し、短期強弱もころころ変化します。

このような時にはエントリーができません。

黄色表示が長く続く場合にはトレンドが強いと判断します。

強いトレンドが発生した場合には、中期強弱の表示はそのままで、

短期強弱が変化しますが、再度中期短期が揃う場合が多いです。

 

上記のようなパターンが発生しますが、

黄色表示になったからと言って、「トレンドが発生た!」と判断することはできません。

レートが進む先に上位足の抵抗ライン等がないか環境認識をしっかり行って、

様々な根拠と合わせて判断してください。

 

 

◆◆◆◆◆◆パラメーターと設定◆◆◆◆◆◆

①テキストサイズ S、M

文字のサイズが変更できます。Sが短期強弱、Mが中期強弱 です。

②テキストコーナー

チャート上のどの位置に表示させるかを選択できます

0:左上 1:右上 2:左下 3:右下

③テキスト横位置

指定したコーナーからの横位置を指定できます。

数値が大きいほどコーナーから遠くなります。

④売り買い 色

色の指定ができます。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆表示させるチャートについて◆◆◆◆◆◆

当インジケーターは狭いスペースでは表示が見えにくいため、

通貨ペアセレクト用のチャートを一つ開くことをお勧めします

私は下の画像の様に、

当インジケーターと合わせて、

①【AMnok-ForexSerectMEMO_SRpips.ex4】通貨ペア選択用メモインジケーター

②通貨ペアの強弱をラインで表示させるインジケーター

を一つのウィンドウに表示させています。

画面が見やすいように、チャートの[プロパティ]-[色の設定]で色は、背景色以外Noneにしています。

当然、使い方はそれぞれのトレードスタイルによるところだと思います。

 

◆◆◆◆◆◆通貨強弱計算のタイミング◆◆◆◆◆◆

強弱判断は約10秒を経過した後に行われています。

これは、計算の負荷を軽くするためです。

・常に最新の状態に自動計算させる

・一定の秒数が経過したら計算させる

・新しいローソク足ができたら計算させる

といったことも可能です。

プログラムの大幅な書き換えが必要になるため有料になりますが、

AM-PairSelectionを気に入ってくださり、

アレンジして使用したいという方はご相談ください。
 

◆◆◆◆◆◆最後に◆◆◆◆◆◆

このインジケーターは、通貨ペア相関に関するインジケーターを作ろうと考えた時に、

一番最初に作成したものです。

一番強い通貨と一番弱い通貨を見つけ出し表示させるというシンプルなものですが、

重要な視点と考えました。

強いトレンドが発生すると、中期強弱も短期強弱も同通貨ペアが長く表示し続けます。

上昇トレンドであれば押し目買い、押し目買いと繰り返します。

 

このインジケーターは当然確定したローソク足(過去のデータ)から計算されますので、

現在の足の動きと比べ反応は遅くなります。

また、一番売られている通貨が強く買われ始め、強さの順位をどんどん上げていった時、

一番強い通貨として表示されるまでにかなりの値幅を動いたことになります。

従って、黄色表示になったからといい飛び乗るようなことをしてしまうと

踏みあげられる可能性があります。

 

このインジケーターは環境認識の補助材料と捉えてください。

重要なサインではありますが、これだけでエントリーすることはできません。

 

 

◆◆◆◆◆◆免責事項◆◆◆◆◆◆

当インジケーターが示す通貨ペア、サインはご利用者様とってより有利な情報を提供することを目的としており、

エントリーを進める目的で表示しているものではありません。

通貨ペアの選択、売買の最終決定はご利用者様ご自身で判断なさるようにお願いいたします。

本サイト、当インジケーターを利用することでご利用者様が被った金銭その他の損害について、

当方(雨ニモマケズFX運営者)では一切の責任を負いません。