【AMnok-ForexSerectMEMO_SRpips】詳細と使用方法

◆◆◆◆◆◆【AMnok-ForexSerectMEMO_SRpips】について◆◆◆◆◆◆

このインジケーターは通貨の相関関係から、

①現在取引すべき通貨ペアを選択

②取引売買サイン(全5段階)を表示

③各通貨の現在レートから支持抵抗ラインまでのPIPSを表示

させるインジケーターです。

 

◆◆◆◆◆◆特徴◆◆◆◆◆◆

最大の特徴は、”自動”ではなく”手動”である点です。

私たちトレーダーが知りたいのは半歩先の未来です。

「抵抗ラインやMAで反転したらどうなる?」

「そのラインを抜いてきたときには、どの通貨を取引すべき?」

「買い圧力が強くなっている?」

このように、半歩未来のシナリオを複数考えるわけですが、

これを複数通貨同時に考えること、さらに、ベストな通貨ペアと売買方向を導き出すことは容易ではありません。

熟練した相関トレーダーであれば、肌で感じるように分かることかもしれませんが、

その域に達するまで相当なトレーニングが必要なのは言うまでもありません。

”自動”であるメリットは、

「MAで反転するかもしれないな」と考えた時に、自分でボタンを押し”仮説に対するベストな回答”を得られる点です。

 

伸びていったローソク足を見て、「やっぱり上がったかー。今からじゃ入れないな」

反転したのを見て、「このライン、やはり意識されていたか。。。」

と、いつも気づきが後手後手になる方にとっても、

半歩先を考える癖をつけるのによいインジケーターです。

反転の可能性、押してから上げる等を考えるためには、

過去の値動きをしっかり読む必要がありますので良いトレーニングになります。

 

◆◆◆◆◆◆基本画面◆◆◆◆◆◆

 

①セレクトボタン

E=ユーロ、P=ポンド、U=ドル、Y=円

通貨が「上がる」、「下がる」と判断したらボタンを押します。

各通貨ごとに手動で設定ができます。

一番右の黒い🔲はリセットボタンです。

②通貨の方向を示す矢印

セレクトボタンを1回押すごとに

上 ⇒ 下 ⇒ 横 ⇒ 上   に切り替わります。

リセットボタンを押すと全ての矢印が横(画像の状態)に戻ります。

③通貨ペア名(売買戦略)

この通貨ペア名の横に売買サインを5段階で表示します

☆BUY☆ ⇒ 買い ⇒ 表示なし ⇒ 売り ⇒ ★SELL★ と表示されます。

☆BUY☆、★SELL★と表示されれば強い買いと売りです。

「買い」「売り」の表示は、方向感があるものの、さほど強くない場合に表示されます。

方向感が無い場合には非表示になります。

また各売買サインは色分けされています。

☆BUY☆、★SELL★は黄色、買いは青、売りは赤 です。

④通貨ペア名(SRpips)

支持抵抗ラインまでのpipsを表示する場所です。

画像の文字は通貨ペア名の略で以下の通りです。

E/Y=EURJPY  P/Y=GBPJPY  E/D=EURUSD  P/D=GBPJPY  D/Y=USDJPY  E/P=EURGBP

支持抵抗ラインは上下4本ずつ計8本となっており、自動計算されます。

〈補足〉 その日の相場が始まった時点で支持抵抗ラインは、上に4本、下に4本の状態です。

縦に並んた8つの数字の中間に若干のスペースが開いています。

通常はここにレートがあります。

ですので、真ん中よりも上に行くほど数字は大きくなります。

また、真ん中よりも下に行くほど数字が大きくなります。(現在レートより遠くなります)

ラインを抜けない限り、8つの数字の真ん中にレートがある状態になります。

ラインを抜けるとマイナスの数値が表示されます。

 

◆◆◆◆◆◆使用方法◆◆◆◆◆◆

では、もう少し具体的に見ていきます。

例 現在、ドルが売られ、円が買われている。

もしくは、これから、ドル売り円買いの地合いになると考えた場合についてみていきます。

 

①ドルが売られると判断した場合、Dのボタンを2回押します。(矢印が横の状態からの場合)

するとDの矢印が下向きに変わりました。

続いて、円が買われると判断したのでYのボタンを1回押します。(矢印が横の状態からの場合)

するとYの矢印が上向きに変わりました。

さらにボタンを押せば、矢印の向きは変わります。

 

②①でボタンを押すと、売買戦略表示では USDJPYが黄色になり★SELL★と表示されました。

ドルが売られ円が買われるので”ドル円SELL”となるのは当然です。

もう少し戦略表示を見ると

⑤EURJPY 売り(赤)、GBPJPY 売り(赤)

EURUSD 買い(青)、GBPUSD 買い(青) と表示されています。

通貨ペアの相関を考えれば、これも当然です。

ユーロとポンドが横這いでドルが売られれば、EURUSD買い、GBPUSD買いとなります。

逆も同じです。ユーロとポンドが横這いで円が買われれば、EURJPY売り、GBPJPY売りとなります。

相関関係について詳しく知りたい方は雨ニモマケズFXの動画をご覧ください。

 

③通貨ペア名(pips)のD/Yが黄色になりました。

これは、目立つように②の色と同じになるようにしています。

 

④支持抵抗ラインまでの距離

今回の場合ドル円がSELLでサインが出ている状態ですが、下落方向に伸び余地があるのかを確認します

四角の中には4つの数字が表示されています。

上から119、130、166、202 です。

つまり、1本目の抵抗ラインまで119pips、2本目の抵抗ラインまで130pips、

3本目まで166pips、4本目まで202pips ということです。

ですので、ドル円を売りで攻める場合、100pips以上の伸び余地があるという判断になります。

 

〈補足〉画面上の数字をワンクリックすると、SRpipsは再計算されます。

 

注意 この支持抵抗ラインは多くのトレーダーが意識しやすいラインとして計算しております。

”必ず止まる””必ず反転”するというものではありません。

一度止まり反転することもあれば、一度反転した後に再度抜けてくることもあります。

上昇や下落の勢いが強ければ止まらずにぶち抜くこともあります。

あくまでも”意識されやすいライン”として捉えてください。

また、必ずこのラインを目指してレートが伸びていくというものでもありません。

手前に、水平ライン、トレンドライン、MA、FIBO他、抵抗となりえるラインがある場合には、

そこで止まる可能性もあります。

 

続いての画像をご覧ください。

◆◆◆◆◆◆具体例 1【直下に抵抗ラインがある場合】◆◆◆◆◆◆

①ユーロ売り、ドル買いになると判断した場合

ユーロの矢印を下向きに、ドルの矢印を上向きに設定します

 

②売買戦略が表示されました。

今回はEURUSD★SELL★、USDJPU☆BUY☆が強い状態です。

 

③SRpips表示部分を見ると、E/Dの数値が上から 3、8、24、41となっています。

つまりユーロドルは現在レートから3pips下に抵抗ラインがあることになります。

さらに、現在レートから8pips下には2本目の抵抗ラインがあることになります。

この状況でEURUSDのショートは大変危険です。

すぐに反転上昇していく可能性があります。

何かのきっかけで一気に2本のラインを割ってきた場合には

3本目のライン24pipsまでは伸びる可能性があると判断できます。

 

 

◆◆◆◆◆◆具体例 2【SRpipsのマイナス表示】◆◆◆◆◆◆

①ユーロ買い、円売りになると判断した場合

ユーロの矢印を上向きに、円の矢印を下向きに設定します

 

②売買戦略が表示されました。

今回はEURJPY☆BUY☆、USDJPU☆BUY☆が強い状態です。

 

③SRpips表示部分を見ると、E/Yの数値が上から 68、32、-4、-16となっています。

今回はマイナスの表示が出ています。

これは、現在レートが上方向の抵抗ライン全4本のうち、1本目と2本目を既に上抜けている状態を表します。

ユーロ円ロングする場合には約30pipsの伸び余地があります。

 

〈補足〉抵抗ラインに数回抑えられた後にブレイクした場合には、このラインが支持ラインになりえます。

サポレジ転換の状態です。

 

 

◆◆◆◆◆◆パラメーターと設定◆◆◆◆◆◆

各通貨のボタンの色を変更することができます。

 

チャートの負荷をほんの少しでも軽くしたいとの思いから、

レイアウトや文字サイズ、矢印サイズ等が変更できない仕様となっております。

☆当インジケーターと【AMnok-PairSelection】、

または【AMnok-SuperTradeSign】セットでのご購入者様

【コンプリートセット】のご購入者様におかれましては、

レイアウトの変更等のカスタマイズを無料でさせていただきます。

計算方法等の変更は有料とさせていただきます。

 

 

◆◆◆◆◆◆表示させるチャートについて◆◆◆◆◆◆

当インジケーターは狭いスペースでは表示が見えにくいため、

通貨ペアセレクト用のチャートを一つ開くことをお勧めします

メモ用画面のイメージです。

私は下の画像の様に、

当インジケーターと合わせて、

①【AMnok-PairSelection】各通貨ペアの短期中期相関判断(自動)インジケーター

②通貨ペアの強弱をラインで表示させるインジケーター

を一つのウィンドウに表示させています。

画面が見やすいように、チャートの[プロパティ]-[色の設定]で色は、背景色以外Noneにしています。

当然、使い方はそれぞれのトレードスタイルによるところだと思います。

 

 

◆◆◆◆◆◆SRpips再計算のタイミング◆◆◆◆◆◆

現在レートから支持抵抗ラインまでのpipsの計算は、

①MT4を立ち上げた際

②チャートの時間を切り替えた際

③パラメーター変更などプロパティを閉じた際

④pips表示をワンクリックした際

に行われます。

従って、画面の操作が行われない時間がしばらく続きますと、

現在の実際のpipsと表示のpipsが大きく乖離する場合があります。

 

このような仕様にしているのも、計算の負荷を軽くするためです。

・常に最新の状態に自動計算させる

・一定の秒数が経過したら計算させる

・新しいローソク足ができたら計算させる

といったことも可能です。

 

プログラムの大幅な書き換えが必要になるため有料になりますが、

AM-ForexSerectMEMO-SRpipsを気に入ってくださり、

アレンジして使用したいという方はご相談ください。

 

 

◆◆◆◆◆◆最後に◆◆◆◆◆◆

通貨の相関を考慮したトレード手法は、非常にややこしく

「興味はあるけど分からない」という方が多いと思います。

また、買われているのか売られているのか分かっても、

主軸通貨と決済通貨でチャートの上下が反転するため

頭がこんがらがってしまうという方も多いのではないでしょうか。

 

私も、過去に何度もチャレンジと挫折を繰り返してきました。

ノートに上下矢印↑↓のメモを書きまくったり、

マグネットに矢印を書いて、鉄の板に貼って方向を考えたり、

チャート上にトレンドラインで線を引いてみたり、

様々なことを行ってきました。

相関トレードは複雑で、多くのことを考えながら作業をしても全く追いつきませんでした。

今回開発したインジケーターはボタン操作で簡単かつ瞬時に答えを表示してくれます。

 

ぜひ、このツールを使用して、勝ちやすいペア、負けにくいペアを選択してください。

また、伸びにくい環境を見つけやすくなっておりますので、

負けに突っ込むようなエントリーを避ける目的としてもお役立てください。

 

 

◆◆◆◆◆◆免責事項◆◆◆◆◆◆

当インジケーターが示す通貨ペア、サインはご利用者様とってより有利な情報を提供することを目的としており、エントリーを進める目的で表示しているものではありません。

通貨ペアの選択、売買の最終決定はご利用者様ご自身で判断なさるようにお願いいたします。

本サイト、当インジケーターを利用することでご利用者様が被った金銭その他の損害について、当方(雨ニモマケズFX運営者)では一切の責任を負いません。