このチャート一晩中眺めていられそうです+52pips

こんにちは。今日は東京時間から円が強く買われ、円シリーズで大きく下落しました。

ドル円約70pips下落、ユーロ円約80pips下落、ポンド円約90pips下落。この動きにより東京市場後場はエントリータイミング掴めずポジション持てたのは16時前でした。

ユーロ崩れから戻りを待ってショートを打ちましたが踏み上げられ、中期MAまでの調整で売り追加。中期MAファーストタッチからのショートを抜きました。一番最初にもったポジションはほぼ建値決済となりましたので、実質4ポジで52pipsほどの獲得です。

結果的に勝てたのですが、打つ手は他にもあったのではないかと反省中です。

勝てば官軍ですが、やはり正しい勝ち方をしたいですよね。力技で勝ち切るのも立派な勝ち方ですが、短時間でスッと利食って、一日の仕事を終了したいものです。

どの場面で、どんな判断をしたのかは動画をご覧ください。

本題はここからです。

トレードを終えたチャートを振り返ってみると、気付くべき点、とるべき手が他にもあったと感じます。この細かな判断が大きな結果の違いになるのだと思います。

エントリー前、ポジション保有中に気付かないということは、見るべき視点が定まっていないことを意味しています。「気づけた」「気づけなかった」をその時その時の感覚でやっていては駄目です。決まり事にし、毎回同じことをし続けます。

相関トレードは複雑です。しかし強いです。そして時間効率が圧倒的にいいです。チャートが「今から上がるよ」とか、「ここからどうなるかは分からないよ」と教えてくれるからです。その分、同時に複数の情報を処理する必要があります。そこで情報の見落としが有ったり、読み違いが発生したりします。

しつこいですが、今日のトレードは半分正解です。似たような取引をされた方もいらっしゃると思います。半分は不正解です。もっと細かな情報を読み取る必要がありましたし、細かく手を打つ必要があったと思います。

 

内容が抽象的すぎるので具体的に書いていきます。

文章でまとめきれなければ動画を作成し説明しようと思います。

この画像は東京市場後場から欧州市場直前までのチャートです。前場に円が強く買われ円シリーズが急落したため、しばらく横這いの展開が続いていました。価格的な調整が入らず時間的調整が発生していました。

①円が揃って売られ、シリーズで緩やかに上昇しています。単純に円買いに対する決済の円売りが発生していました。

②この縦線の足(14時45分)でやや強めの陽線がたっています。前回高値を更新するといったわけではありませんが、小さな予兆と感じられます。何気なくチャートを見ていては気付かない動きです。この足から、ドル円、ポンド円は陽線が並びます。ユーロ円は陽線、陰線コマ、陽線と並び、ユーロの売り圧力の強さをほんの少し感じます。

また、このポイントにおいてドル円とポンド円は直近の高値を上抜けたのに対し、ユーロ円は直近の高値手前で止まっています。このことからもユーロの売りの強さを感じます。

③ユーロ売りの流れが発生し、陰線が並んでいるのが分かります。ユーロ円下落、ユーロドル下落、ユーロポンドも下落しています。ユーロ円は直近の安値ラインにタッチをしました。ユーロドル、ユーロポンドは直近の宇安値ラインを割ってきました。ユーロの売りが強いことは明らかです。

④ドル円が高値更新後初押しでサポレジ転換されています。この動きだけをみると円の売り圧力でドル円が上昇しているのか、ドルの買い圧力でドル円が上昇しているのかは分かりません。しかし、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンドドルを見ると、円の売り圧力よりもドルの買い圧力が影響していることが分かります。特にユーロドルの④です。

ドル円がサポレジ転換し上昇した動きと逆相関の動きをしています。さらにポンドドルの下落の流れをみても、ドルの買い圧力が強めであることが分かります。

 

画像が見にくくなってきたので、上と同じ画像をもう一度貼ります。↓

⑤ユーロが揃って安値を更新してきました。ユーロ円は直近の安値を崩し、ユーロドルは安値をもう一段下げています。

⑥しかし、しかしです。ユーロポンドを見ると安値を更新していません。これまで、「ユーロの売りが強い」という頭でいましたが、ここにきてユーロポンドはWボトムを形成しています。つまり、A:ユーロの売り圧力が弱くなった。B:ポンドの売り圧力が強くなった。C:その両方  です。いづれにせよユーロとポンドのパワーバランスは変化し始めています。

⑦⑥でユーロの売りが落ち着き始めていることをふまえ、円シリーズの陽線3本を見ると、単に「ユーロが揃って安値を更新し、そろって調整入りした」というだけではないと感じられます。ユーロの売りの流れが完全に終了したわけではありませんので、ユーロが強く売られ続ける可能性は十分にあります。しかし、ドル円、ユーロ円、ポンド円が⑦のポイントにおいて揃って陽線を付けていることを見ると、円の売り圧力によるものではないかとも考えられます。

 

私はこのポイントにおいて、ユーロ円とユーロドルのショートを打ちました。ユーロ崩れからの短期MAまでの戻りが入ったと判断しました。実際はこの判断では甘いです。ユーロシリーズが揃って安値を更新してきた所しか見えていないことになります。東京前場に円が強く買われ、その後価格的調整が入らなかったことを考えると、ユーロ円の下落余地はまだまだあります。そして、ユーロがシリーズ揃って、崩れ、ドル円の上昇の形を見ると、ユーロドルのショートも可能性としては高いです。

しかし、私の判断は小回りのきかないザックリトレード、言わばダンプカートレードです。猛スピードで小回りの利くフェラーリトレードではありません。

ダンプカートレードが不正解ではありません。

 

チャートに戻ります。

⑦もう一度このポイントを見ます。ドル円は高値をさらに更新してきました。ユーロ円は⑤で安値を更新したにもかかわらず、一段上のステージに戻ってきました。3本陽線からの上位ステージへの戻り。さらに高値を更新する勢い。

⑧でポンドドルはサポレジ転換し下落方向に進み始めています。円売り、ユーロ買い、若干劣りますがドル買い、ポンド売りがはっきりし始めています。ここまでは小さな予兆が散らばっていましたが、このポイントでは強く動き出しています。

⑨一度発生した流れが止まったのは各通貨ペアが中期MAにたっちしたポイントです。ここは中期MAのファーストタッチポイントで、上位足のトレーダーの最初の戻り売りの場所です。ユーロの買い、円の売り、ドルの買いは強かったですが、それ以上に反転の力が働きやすい場所です。

私はこの場所で3度目の追撃を行いました。このゾーンが崩れたら終了です。

⑩ポンドの売り圧力強く、円が売られている地合いですが、ポンド円は直近高値に届かずに反転下落し始めました。ユーロ円、ユーロドルは中期MAにタッチしています。ユーロとポンドの力関係が分かります。

⑪ドル円は短期MAに支えられ上昇継続。ユーロとポンドの売りが強いですので、売りの場面です。⑪の場所でドル円が短期MAを割ってくれば、ユーロ円の下落が強くなり、ユーロドルの下落が弱まります。ドル円が短期MAから反転上昇すれば、ユーロドルの下落が加速します。いづれにしても、ユーロとポンドの売りが強いので、流れに身を任せるのみです。

⑫ユーロドルが直近安値を更新してきました。ユーロ円は安値更新していませんのでドルの買い圧力が強いことが分かります。ユーロドルはもう少し下狙えそうです。

⑬ポン円ポンドルも安値を更新してきました。ポンドの売り圧力が強いことが分かります。

 

 

ここまで、ダーーーーーっと書いてきました。疲れたのでこの辺りにします。結構細かく書いたつもりなので、明日元気なら動画を作ります。

それでは失礼します♪

3249文字 よく頑張った(^^)

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