位置が読めれば ?(波乗りトレーダー視点)
テーマ【 位置が読めれば ?】
【 波乗りトレーダー視点 】本日の値動きをどのように捉えたか?チャートポイントの分析解説。波は毎日ランダムに動いているように見えますが、一定の環境において一定パターンの形状で動くことが多いです。今日の特徴的な動きや、私がどのような視点でチャートを読んだのかをまとめています。今回は【 位置が読めれば ?】です。
トレードポイント【 位置が読めれば ?】
①親波との位置関係を読めたか?
②はっきりした決着が確認できたか?
③ローソクがどこに行きたがっているか?
+α ゆさぶりにハマらない
①親波との位置関係を読めたか?
・親波とは?
基本的に波は手前の波の支配を受けて推移します。ですので、上の画像では③の波は②の波の支配を受け動き、②の波は①の波の支配を受けて動くということになります。支配を受けるというのは、手前の波の高値安値に反応しながら動くということです。この波の位置関係を雨ニモマケズFXでは『親子の関係』と呼んでいます。①に対し②は子、②に対し③子、ということになります。さらに、①に対し③は孫ということになります。(一般的な表現ではありません)
当然、その瞬間の売買圧力は変化しますので、今現在の波が手前の親波に必ず反応するかというとそうではありません。一気に買い圧力が加わった場合などは手前の波を無視して勢いよく上昇していきます。
・ネックブレイクの意味
上の画像はエントリー時点のポンドドル1時間足のチャートです。私は④の下落を取りました。①までの動きを理解できれば④の動きになることを想像するのはさほど難しくありません。①の下落で②の安値を割り込んできました。②の安値は③までの上昇の最後の押し安値です。見方によってはネックと捉える方もいると思います。この安値を割ることはここまでの上昇の流れ終了を意味します。
①の波から④に至るまでのローソク足の並びが、調整の動きなら、④の下落の可能性は高くなります。この動きはどの時間足でも出現しますので発見したらチャンスです(^^)/
②はっきりした決着が確認できたか?
・決着の足の存在
チャート上には攻防と決着の足があります。上の画像に示す①~④は決着がつき、強く伸びた波です。このような足が出現するとレートは決着がついた方に伸びやすくなります。これはどの時間足でも出現します。レートが進む方向を探るヒントになります。
・決着足出現理由
このような足が出現する理由は、ブレイクの手前には横ばいレンジがあり、そのレンジにはポジションが溜まっているからです。そしてレンジの外側にはストップロスの注文が溜まっているからです。レートはロスカットを巻き込んで伸びていきます。このことはトレンドラインについても言えます。トレンドラインは多くの人が意識しているラインですので、その外側にはストップロスの注文が溜まっています。ですので、上の画像のように水平ラインやトレンドラインをブレイクした黄色四角のような足が出現します
③ローソクがどこに行きたがっているか?
・ローソクは上下しながら行先を示す
・上がりながら上がろうとしていない
上の画像の赤矢印ではじわじわとレートが上がっているものの、陽線の実体が小さく、上ヒゲが出ており、上昇の勢いが強いとは言えません。また、青の下矢印の部分では、上昇を否定する上ヒゲや比較的強めの陰線が出現しています。レートが上昇しているのに、なかなか上がっていかない時には、スッと下落するパターンがあります。今回は下落方向に決着がついた強い陰線が出現しました。
このような足を確認しながらチャートを確認していくと、ローソク足の行き先が読めるようになります。
+α ゆさぶりにハマらない(ブログ限定公開動画)
・ゆさぶりの存在を認識
・右往左往翻弄される目
・動じないスケールで構える
チャート上にはゆさぶりの動きがあります。詳しくは上の動画をご覧ください。
ゆさぶりの動きの存在を認識し、この動きに耐えられる心の余裕と、ポジションやロットの余裕を持つことが大切です。
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