どの階段を登っている?

全く勝つことができない時や、自分のスタイルが明確になっていない時は、

トレードという出口の見えない迷路に迷い込んでしまったように感じます。

「今やっていることは正しいのだろうか?」

「このまま続けていて、光が見えるのだろうか?」

「毎日少しづつ成長しているように感じるが、正しい成長なのだろうか?」

 

利確ができた時には、小さな安心感を感じ、

損切をした時には、消えることのない不安が頭の奥から湧き上がってきます。

「また出てきたか・・・」

トレードをする度に同じことを感がると思います。

 

トレードという迷路に迷い込んだ場合、どうすべきなのか私の考えを記していきます。

階段は登りきる

その階段が正しい階段なのか、間違った階段なのかをすぐに判断することは難しいです。

ここでいう階段とは、ある手法を身につけたり、自分のスタイルを見つける道のりです。

例えば、100段の階段があるとします。

10段や20段上ったくらいで、選択した階段が自分にとって正しい階段なのか、

また、勝てる階段なのか判断することはできません。

50段くらい登っても、まだ正解は見えてきません。

 

これは私の感覚(経験)ですが、

教科書になるような本を買って勉強し、その階段を登り始めた場合、10~20段目くらいで諦めることが多いです。

20~30万円の情報商材を購入し勉強しても、40~50段くらいで、

「なんか違う。」

「自分には合わないかもしれない。」

「他にもっといい手法があるはず」

「別の先生から習おう」

と理由をつけて登るのを止める場合が多いです。

そういった方を見たこともありました。

 

・その手法が正しいのか

・その手法は勝てるものなのか

・その手法は自分に合っているものなのか

 

これらを本当に理解するためには、

その階段を80段、90段と登り、

「あと1段登ろう!」と毎日を積み重ねていくことが重要です。

 

90段目以降を登り始めるとどうなるのか?最後までお読みください。

 

どの階段を登るか迷っている

いつも20段目で諦めている人、

高額なスクールに入会しても50段目で諦める人、

こんな方は、

「どの階段が正解か分からない」と嘆きます。

そして、正解の階段探しの旅に出ることになります。

 

しかし、旅に出ても正解は見つかりません。

何故なら、答えは90段目以降にあるからです。

 

残念なことに時間を失ってしまいます。

 

どの階段を登っているか分かっていない

適当に階段を登っていてもいけません。

トレードの階段は1本道ではありません。

途中で分岐をしながら、上へと続いています。

 

自分が登っている階段が分からない場合、

間違いに気づいても、どこまで戻ったらいいか分からなくなります。

ですので、今自分は何をしているのかを記録しておく必要があります。

 

”トレード日誌を書くべき”と言われるのは、これが理由として大きいと考えています。

今日のレートの記録、

値動きの特徴の記録、

心理状態の記録、

勝率の記録、

他、記録した方がいいと思われるものも沢山あると思います。

 

ですが、まずは、

自分が今やっていること、やろうとしていることを記録するのが重要です。

どんな環境で、何をするのか。

どうなったら、何をするのか。

です。

そのために、環境認識をし、チャートを場面ごとに切り取り、

その場面場面ですべきことを決めていきます。

これがルールです。

ルールを決めること、それは登っている階段を明確にすることです。

 

間違った階段を登っていると気づいたら

やっていることの間違いに気付いたら、

自分が今やっていること、やろうとしていることの修正を行います。

言い換えると、ルールの修正を行うということです。

隣の階段を選択し登り始めるだけです。

しかし、どの階段を登っているか把握していない場合、

隣の階段がどこなのか分からないということになります。

最悪なのは、同じ階段を再度登り始めているのに気づいていないという場合です。

90段目以降の階段で気付けること

それは、自分の歩んできた階段が正しい階段だったということです。

m(__)m

別に格好つけたことを言うつもりはありません。私もまだまだ途中ですのでm(__)m

 

これも、私個人の考えですが。

自分の性格に合う手法、合わない手法はあると思います。

チャートを見れる時間帯、チャートに張り付ける時間の長さ、そして性格は一人ひとり違いますので。

しかし、ある程度自分の性格に合っている手法なら、

どのテクニカルを使っても一緒だと思っています。

 

先日の記事でも書きましたが、

大事なのは最強の武器探しではなく、手に入れた武器を使いこなせるようになることです。

階段を90段目まで登っているなら、手に入れた手法をある程度使いこなせる状態になっているはずです。

改めて、違う手法を手にし、最初から階段を登り始める必要はないということです。

 

80段目までは手法を学ぶ段階で、

81段目以降は手法を自分のものにしていく段階だと思っています。

ですので、「自分の歩んできた階段が正しい階段だった」と表現をしました。

 

 

さて、今日も1段階段を登りきるためにチャートに向かおうと思います(^^)/

 

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